看護師が不足している理由は?

看護師を必要とする職場の多くは、看護師不足の問題に悩んでいます。 これは、近年始まったものではありません。

数十年も前から看護師不足が問題となっており、その傾向は世界中で見られるのです。 看護師が不足しているということは、一人一人の看護師が担当する仕事の量が増えてしまうということでもあります。 これは、看護師の過労死にもつながる大変重要な問題です。

実際に、日本でも1960年代に看護師不足による過労死の問題が叫ばれました。 それまでは夜勤などに関してもかなり過酷なスケジュールが組まれることが多かったのですが、看護師が行政措置要求書を提出してそれが人事委員によって認められたことにより、改善が約束されたのです。

看護師が不足しているという問題はどの病院でも同じなので、各病院では1人でも多くの看護師を確保しようと看護師獲得競争が行われました。

2006年には診療報酬の改定が行われたということは看護師を目指している方の多くがご存知かと思います。 これはどういったものかというと、それまで「患者10人に対して看護師1人」というのが理想的な人員配置とされていたものが、「患者7人に対して看護師1人」の割合になるのが理想的だと変更されたものです。

患者7人に対して看護師1人が実現できれば診療報酬の改定により、さらなる診療報酬を得ることができるようになったため、たくさんの看護師を獲得し、実現を目指しました。

看護師を獲得する力のある大手の病院は給料体系を良くするなどしてたくさんの看護師を獲得することができたものの、中小の病院やクリニックなどでは看護師不足の問題が悪化し、現在も解消されていません。

求人を比較する側としても、できるだけ看護師の多い所の方が仕事の負担も少なくて済みますよね。 それに、給料の良いところを選択したいと思うのは当然のことです。

余りにも看護師が不足している病院では業務内容が過酷になってしまうことも多いので、どのような人員配置になっているかというのは事前に確認しておきましょう。

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